• 業者選びのコツ「知っている」と「できる」は違う
    業者選びのコツ

    「知っている」と「できる」は違う

  • 業者選びのコツ 想定ゴールを超える実力があるか?
    業者選びのコツ

    想定ゴールを超える実力があるか?

  • 業者選びのコツ 数より収益効果の実績を問え
    業者選びのコツ

    数より収益効果の実績を問え

  • 業者選びのコツ 本物を見分けよう!
    業者選びのコツ

    本物を見分けよう!

良い業者選びのコツ」

業者選びで失敗しないためには

営業トークがうまいだけの業者に、簡単に騙されないために
  • ゴールを達成する力が、本当にあるのか?

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  • 世界選手権クラスの競合たちと戦えるのか?

    世界選手権クラスの競合と戦えるのか?

  • 本物を見極める力が必要

    本物を見極める力が必要

収益効果と実践能力を見極める

広告代理店、Web制作会社、IT業者は星の数ほど存在しますが、その実践能力は千差万別です。例えば月商1000万円のオンラインショップを目標にしているのに、月商100万円がせいぜいというショップしか構築したことのない業者に仕事を依頼しても、その先は見えています。

コーポレートサイトで、問い合わせの増加やブランディング効果を期待している企業が、本来見込める1日のビジターが1万人以上あるにも関わらず、例えば100人にも満たないトラフィックしか獲得できないようなWebサイトを構築していれば、奇跡が起きるわけでもなく、相応の結果しか得られません。

ビジュアルがいくらきれいでも、トラフィックがなければ、紙面の会社案内がせいぜいオンラインになった程度で、ビジネスに大きな影響を与えることは、まずありません。

日本では、今でも「集客=SEO」としか頭にない企業を多く目にしますが、本場アメリカのWebマーケティングで言えば、SEOは当然やっていたとしても、PPC、SMM(日本で言うSNSマーケティング)、バイラル(日本で言うバズ)マーケティングをバランスよく行うのが定石であり、時代に取り残されている業者のできることは限られています。

要するに、収益効果のゴールを設定し、それを実現できるだけのオプション、能力がある業者を見つけ出すことが重要なのです。

5つの鉄則を守れば、大怪我は避けられます。

  1. 自社の商材が、オンラインでの販促効果でどのくらい期待できるのかを、予測する
  2. ゴールを数値化して想定し、それに見合う実績を挙げられる業者を探し出す
  3. その業者のWebサイトを確認し、本当にセールストークどおりの実践能力があるのかを判断する
  4. サービスを依頼後、必ず成果を検証する
  5. 成果次第で、別の手法・業者を検討する

実践能力が本当にあれば、自社にも行っている

「知ってる、理解している」と「実践能力がある」は全く別次元

コンサルティングだけのサービスは、危険信号
ケーススタディ:SEO/SEM会社

今の時代SEOやSEMが重要なことぐらいはどこの業者でも知っており、口を揃えて「重要ですよ。お任せください!」と言ってくるのが通常です。そこでまず、「誰がSEOを行うのか?」を確認してみてください。

もしも自社と答えたのなら、その業者のサイトがSEOにより何のキーワードで上位に来ているかを確認すれば、その業者の実力はある程度分かります。ほとんど検索されていないようなキーワードでしか上位にきていなかったり、SEOが全くできていないサイトだったりすれば、恐らくその業者自身の"実践能力"はゼロに近いと思った方が賢明です。

またその業者がSEOを他社へ依頼するようであれば、いよいよその業者にSEOを依頼する意味はなく、理解すらあやしい業者を仲介させるメリットが依頼者にあるとは思えません。

あるいは一括でサービスを依頼できるというメリットを考えられているかもしれませんが、Web制作の総括プロデューサー的立場であれば、なおさらマーケティング的なノウハウを有している必要があります。その基本である集客すら満足にやってこれなかった業者では、その立ち位置自体が不適格といえます。

ケーススタディ:広告代理店/Web制作会社

「売上に貢献するWeb」を謳い文句にしている業者をよく見かけますが、まずその業者自体のWebサイトや、行っているマーケティング手法を確認してみることです。どのような集客を実現できているのか、どのような売上効果に貢献できているのかを想定・確認してみることで、業者の本当の実践能力が見えてきます。

売上効果を引き出すためには、まず集客力があることは必須条件です。そしてその集客力は必ず何らかの仕掛けがあって初めて実装可能です。

集客手法として、オンラインであれば、SEO、PPC、SMM(SNS)、バイラル(バズ)など、どういった手法を活用できているのか? あるいはオフラインとして、紙面広告や人的営業活動を活用した結果なのか?あるいは全く別の何かを行っているのか?

業者がクライアントへ提供できることは、当然自社サイトへの集客でできることと、同じ程度のものであるということを必ず認識しておいてください。

単にきれいなホームページや、会社案内パンフレットのWeb版を用意している程度では、集客力としてはゼロに等しいと言えます。

収益効果の薄い実績が1万件あっても無価値

数だけの実績はポイントレス。本当に問うべきは収益効果

実績は数より質が重要。リピートしない実績なら更にNG
ケーススタディ:広告代理店、Web制作会社

Web制作やSEMなどWebマーケティングサービス、あるいはブランディング・サービスを依頼しようとするのであれば、その目的のほとんどは最終的に収益効果のはずです。そうであれば、例え業者が「うちはクライアント100社以上の実績があります」と謳っていても、まず「そのサービスにより、クライアントビジネスが幾らの増収につながったのか?」を確認しないと、大した意味を持ちません。

実際の収益効果として何桁の売上増収を果たした実績があるのか、逆にいえばその金額レンジが、その業者にサービスを依頼して見込める成果であることを認識しておくべきです。

ケーススタディ:SEO会社

正統的SEOであれば、1つのサイトに要する時間もかなりのボリュームがある、濃いサービスになります。特にSEOの本質であるマーケティングを理解している会社であれば、まず間違えなく、不特定多数の企業へ気軽に提供できるような、軽いサービスではありません。
ご参考:GoogleのSEO会社に関する注意事項

逆に不特定多数のクライアントに対して、SEOサービスを提供できているとすれば、おそらく正統的なSEO手法を充分に理解できていない業者が、一時的な成果しか見込めない、もしくはほとんど成果の薄いサービスを提供していると考えた方が賢明です。

実際にマーケティング活動のサポートサービスという側面から考えても、正当なパートナーシップであれば通常は、一業種一社のサービスへの提供にならざるを得ません。

「誰」のための提案になっているのか?

業者が本当に得意なのは、「誰」の売上を上げることなのか?

成果が測れないは、業者の言い訳
ケーススタディ:PR会社・広告代理店

ブランディングというマーケティング手法は、中・長期的なマーケティング戦略で、通常は成果が見えるまで時間もかなり要します。依頼する側も、本来得られるべき効果を事前に想定するのも難しいだけに、パートナー選びを間違えると、無駄なコストと時間を膨大につぎ込むはめになります。

概してマーケティングをサービスとして謳う業者は、能書きだけはしっかりしているものです。ただ何十ページものそれらしい提案書も、それが単に業者自身の売上を獲得するためのものであっては、全く意味がありません。

ブランディング効果により、クライアントにどのような成果をもたらしたのか、本当の意味でプロと呼べる業者であれば、その実績数字や効果測定方法もきちんと持っているはずです。

まずはどのようにサービスが展開され、どのような成果が得られるのか?またあえてその業者を選ぶメリットは何かを、事前に把握しておくべきです。

特にブランディングであれば、貴社の競争力を強化するものですので、ありきたりの技術ノウハウやアイデアの業者に任せても、得られる成果は知れています。最低限その業者自身に、競争力が備わっている必要があります。

成功報酬ビジネスは、自信の表れか、営業手段か

成功報酬型のビジネスモデルには、おそらく2つの理由がある

相手がなぜ成功報酬にあえてしているのか、本当の理由を見極める
ケーススタディ:オンラインショップ構築

成功報酬型のサービスにする理由には、本当に実力と自信がある場合と、本当の実力も自信もない場合の2通りがあると思います。特にオンラインショップなどは実力が売上に直結しており、誰でも簡単にショップを持てる時代において、中途半端なレベルでは大した収益も得られません。

例えば月商50万円程度はどこの業者・個人であってもなんとか達成できると思いますが、月商500万~1000万円以上の売上を目指されるのであれば、確実に実力が備わっていなければ実現は難しいものです。

なお実力のある業者があえて成功報酬にしている理由は、成果に対してどこまでも自社報酬を高めていけるからです。通常の定額サービスを提供して得られる報酬以下のビジネス・スケールになっていれば、業者があえて成功報酬にするメリットは本来ありません。

そういうポイントもお構いなしで、成功報酬型のビジネスにしているケースでは、恐らく自信も実力もない業者の、苦肉の策としての営業手段といえるでしょう。過去の実績もふまえて確認すれば、ある程度見分けはつくと思います。

ケーススタディ:SEOサービス

SEOを実践する上で、実際には様々な手法を用いるSEO会社が存在します。弊社のように正統的なSEOを行う会社もあれば、一時的にのみ有効な手法や、強引なスパム手法を用いるSEO会社も数多く存在します。

アメリカを例にすれば、正統的SEO技術ノウハウを有しているSEO会社で、成功報酬タイプはほとんどいないように思います。

逆に成功報酬にしている会社で、トラフィックベースで課金するようなSEO会社は要注意です。強引な手法でターゲットと全く関係のないゴミトラフィックを、一気に送り込んで課金してくる会社や、完璧なスパム手法で一時的に上位表示を実現し課金するというやり口が多くみられます。

また日本のSEOサービスを謳う会社では、まともに競争できるだけのSEOノウハウ技術を習得していない、もしくは自社にしか通用しない手法でSEOを行い、サービスを売ることはできても、実際クライアントのサイトで安定してSEOを実践できないため、宝くじ的なサービス提供を行っている会社が目に付きます。

良い業者選びのコツ」