情報源としてのインターネットの重要性の意識調査
統計より、2005年から2010年において、インターネットの情報源としての重要性が、20%以上もアップしていることが分かります。他の情報メディア(テレビ、新聞)はほとんど変化がありません。
またこれらは年代別に見ても、同じような傾向があります。特に10代~40代でこの傾向が強く、20代は重要と意識している人が80%以上います。
媒体別広告費の推移
日本の広告市場は、一時的に拡大した時期を除き、市場規模6兆円と安定していて、その中で「インターネット広告」は、年々拡大を続けています。
広告媒体として、完全に確立したインターネット
今やインターネットは人気TVや雑誌をも凌ぐ広告媒体になりました。
「人気Webサイトの閲覧者数、テレビ・雑誌と肩を並べる」
(Internet.com 7/2002)
かなり昔のアメリカの調査結果ですが、『Yahoo! Search』『MSN Hotmail』『MSN Search』の3サイトはそれぞれ、高視聴率のテレビ番組の視聴者より多くの閲覧者をコンスタントに獲得しており、人気の高い一般雑誌の購読者数と比べてもわずかに下回るだけということが分かってきました。
上記3つのWebサイトでは、それぞれ延べ2280万人、2270万人、2260万人の閲覧者数を獲得していることが明らかになり、一方でNBC放送 がプライムタイムに放送しているアメリカの超人気番組『Friends』の視聴者数は1470万人 (1分平均の視聴率に基づく)、人気購読雑誌Time Inc. の『People Magazine』購読者数は2660万人ということから、人気Webの驚異的な媒体力は既に証明されていました。
さらに注意すべきことは、最も閲覧者の多い上位25位までの Web サイトの延べ到達率 (GRP=Gross Ratings Point) の合計が、高収入の成人および18歳から49歳の男性全般のグループで、同じく上位25のプライムタイムのテレビ番組や人気雑誌の GRP を上回ることが明らかになっています。
つまりインターネットという媒体が、人気TVや雑誌をも凌ぐ広告媒体になってきているということです。またGRPの高さにも驚かされます。そして勿論、日本も同様です。