• SEOレースには終わりがない
    走り続けるしかないレース

    SEOには終わりがない

  • 先頭集団に入れなければ無価値のSEOレース
    先頭集団に入れなければ無価値

    過酷なSEOレース

  • SEOレース出場資格、新人なら半年待ち
    新人なら半年待ち

    SEOレースへの出場資格

SEOについて、知っておくべき10の事

SEOは終わりのないマラソンレース

  • SEOは終わりのない過酷なレース

    SEOは終わりのない過酷なレース

  • 先頭集団を走り続けなければならない

    先頭集団を走り続けなければならない

  • 世界選手権や日本選手権で戦う覚悟が必要

    世界選手権や日本選手権で戦う覚悟

SEMという、マラソン大会のSEO競技

検索エンジンは、SEMというマラソン大会を主催しているようなものです。その大会には、SEOとPPCという2つの競技が常に存在しています。

SEOの選手は、その競技において、常に順位を競い合っています。ただし自身のタイム自体はあまり重要ではなく、あくまでも他の出場選手(他社サイト)より、美しい(検索エンジンの評点が高い)フォームで走れているかを競っています。

出場選手たちの真の目的や、検索エンジンがなぜ、そのマラソン大会(SEM)を主催しているのかなど、もっと知りたい方は以下をクリック。
SEMについて

ただし、このレースには終わりがありません。ルール(評価基準を決めるアルゴリズム)変更も頻繁にあり、順位の変動がいつでも起こり、出場選手(競合他社)も増え続ける中で、常に上位を維持して走り続けなければならない、過酷なレースなのです。

SEO選手がレースで高順位を出すには?

上位獲得の要素は、大きく分けて2つ

外部からの推薦(被リンク)をたくさんもらう

他の選手(サイト)から多くの推薦(被リンク)をもらい、信頼がある場合、レースにとても有利に働きます。但し推薦主の質も、とても重要で、サクラの推薦などは逆にペナルティーにもなるので注意が必要です。

高評価を受ける走行フォーム(検索エンジンから高評点)

もう1つは、主催者(検索エンジン)が高評価するフォームで走れているか? ですが、200くらいの細かい評価基準があると言われており、その全ては公開されていません。

人と同じ事をやっていても、勝てない

誰にでも簡単に知り得るような(ウェブやSEO教則本に載っている)走行フォームでは、既に多くの選手が知っていて、実践もされているため、それ自体で大きな差は生まれず、実質的に勝負に影響が出ることは、ほとんどありません。

SEOが他の選手(競合)との順位を競う競技である以上、他の選手があまり知らない、やっていない、高評価を得られるフォームを研究し、実践する必要があります。

そういう方法を知っている、高順位を維持できるような優秀なコーチ(SEO会社)を雇うには、やはり相応の費用も掛かります。

SEO選手のマラソン大会への出場資格

新人なら半年は待ち

SEO競技は、昔とは違い、今は最初の出場から半年間くらいは、選手登録自体を実質認めてもらえていない状況に近く、その期間に上位にくることがかなり困難になっています。(ちなみにPPC競技は、即時に出場が認められます)

SEO選手がルール違反(検索エンジンスパム)を犯し、それが主催者側(検索エンジン)に発覚すれば、強制的に順位を降格させられる上、違反内容によっては、永久にレースへの参加資格を剥奪されてしまうので、特に注意が必要です。

また順位審査では、主催者(検索エンジン)がコンピュータで行う以外にも、別途雇われた人(Quality Rater)により、直接目で見て審査された結果も反映させています。

PPC競技にも出場するのが、スタートライン立つ事

巷に出回っているような走行フォームで挑んだところで、評点的には、他のほとんどの参加者と同じ、レースのスタートラインにようやく立てた程度の評価にしかなりません。 検索エンジンがビジネスでレースを主催している以上、当然と言えばそれまでですが、近年、特に大規模なレースでは、PPC競技に出場しなければ(広告主にならなければ)、実質的にSEO競技への参加資格は、主催者から与えられていないような状況に見えます。

更にPPCの選手(広告主)は、主催者(検索エンジン)への広告費の支払い額が大きいと(例えばアメリカなら毎月10万ドル以上)、SEO競技でも優遇措置を受けていると考えておく方が賢明です。

また直接・間接的にも、大企業に有利に働くようなルールも次々と制定されており、資本主義的なレースの様相を呈していると言えます。

SEOは、トップ5位以内なら価値がある

勿論、参加するレースにもよりますが、一般的に、SEO競技でトップ5位以内くらいでないと、意味のある宣伝効果は得られません。理由は、PPC競技で既に観客(ユーザー)の目が奪われており、SEO競技の選手に目が行く割合が、かなり限られてしまっているからです。

余程お目当ての選手が見つからない限りでは、観客(ユーザー)は、上位の選手だけを見て、帰ってしまうという統計もあります。

身の丈に合ったレースに出場する

出場レースの規模と難易度は比例

日本語なら全日本選手権、英語なら世界選手権に出場していることになり、当然、大会の規模により、レースの難易度も大きく変わってきます。一般に出場者数(競合)が多いほど、観客(ユーザー)動員数も多いレースとなっています。

ちなみに出場者数(競合)が比較的少ないレース(例「地名」+「キーワード」)で競う場合は、地方のレースに参加していることになります。

あなたはオリンピック級の選手?

自分の身の丈に合ったレースに参加することはとても重要で、自分がオリンピック級の選手なのか、あるいは地方大会入賞がせいぜいの選手なのかを、正しく自覚するべきです。

例えば普通の定食屋さんが、全国に宣伝をしても、実際の顧客になるのは、ほとんどローカルの人に限られてしまうので、最初から地方のレースだけを意識していれば十分と言えます。

逆に、世界大会でなければ意味があまりないような事情があれば、本気で世界の頂点を取りに行くくらいの覚悟で万全の準備をするか、素直にSEOではなくPPC競技に転向するか、SNS競技という全く別の主催者のレースに参加するしかありません。

SEO競技の、レース規模に見合うコーチを探す

オリンピック選手を育てられるコーチが、適当に近所にいると思う?

全国もしくは世界に宣伝することが使命であれば、相応のトレーニングができる、優秀なコーチ(SEO会社)を雇い、ようやく実現できる可能性も出てくるわけですが、大きなレースでトップ5位以内を常に実現できるようなコーチ(SEO会社)が、果たして電話帳や近辺の広告から適当に探して、簡単に見つかるのか? と、まずは冷静に考えてみる必要があります。

あなたはこれまでの人生で、何人くらいのオリンピック選手やコーチと実際に出会ったことがあるでしょうか? あるいは近所に何人くらい、そういう人達が偶然住んでいるでしょうか?

単純に自分が世界選手権に出場しようとしていてコーチを雇った場合、そのコーチに世界のトップ5位以内に入るくらいの実力がなければ、意味のある結果をもたらしてくれるはずもないということを認識しておくべきです。

SEOレースの規模に合った予算を想定

予算から、出場できるレースを現実的に考える

全国・世界大会のレースで好成績を得て宣伝しようとする行為は、他の広告媒体で言えば、テレビ、ラジオ、全国誌の紙面広告などで宣伝しようとする行為と何ら規模は変わりません。

検索エンジン主催のレースでの広告が、他の媒体に比べて費用対効果が高いのは事実ですが、レースの規模が大きければ、当然広告費の相場も相応に高くなっていきます。

例えばローカルのフリー誌に紙面広告を出稿しても、毎月200ドル~500ドル程度は掛かるものです。これと似たような予算の感覚で、もしも全国規模での宣伝効果を得ようと考えた場合、非現実的である可能性を、まずは認識すべきです。

SEOは他の選手との順位を競うものですから、結局は出場しているレースの、周りの選手(競合)が、どれくらい強いか? で、勝つためにやらなければならないことが変わってきます。つまり、価格は、倒そうとする相手の評点次第で決まるのです。

SEOについて、知っておくべき10の事