上位獲得の要素は、大きく分けて2つ
外部からの推薦(被リンク)をたくさんもらう
他の選手(サイト)から多くの推薦(被リンク)をもらい、信頼がある場合、レースにとても有利に働きます。但し推薦主の質も、とても重要で、サクラの推薦などは逆にペナルティーにもなるので注意が必要です。
高評価を受ける走行フォーム(検索エンジンから高評点)
もう1つは、主催者(検索エンジン)が高評価するフォームで走れているか? ですが、200くらいの細かい評価基準があると言われており、その全ては公開されていません。
人と同じ事をやっていても、勝てない
誰にでも簡単に知り得るような(ウェブやSEO教則本に載っている)走行フォームでは、既に多くの選手が知っていて、実践もされているため、それ自体で大きな差は生まれず、実質的に勝負に影響が出ることは、ほとんどありません。
SEOが他の選手(競合)との順位を競う競技である以上、他の選手があまり知らない、やっていない、高評価を得られるフォームを研究し、実践する必要があります。
そういう方法を知っている、高順位を維持できるような優秀なコーチ(SEO会社)を雇うには、やはり相応の費用も掛かります。
新人なら半年は待ち
SEO競技は、昔とは違い、今は最初の出場から半年間くらいは、選手登録自体を実質認めてもらえていない状況に近く、その期間に上位にくることがかなり困難になっています。(ちなみにPPC競技は、即時に出場が認められます)
SEO選手がルール違反(検索エンジンスパム)を犯し、それが主催者側(検索エンジン)に発覚すれば、強制的に順位を降格させられる上、違反内容によっては、永久にレースへの参加資格を剥奪されてしまうので、特に注意が必要です。
また順位審査では、主催者(検索エンジン)がコンピュータで行う以外にも、別途雇われた人(Quality Rater)により、直接目で見て審査された結果も反映させています。
PPC競技にも出場するのが、スタートライン立つ事
巷に出回っているような走行フォームで挑んだところで、評点的には、他のほとんどの参加者と同じ、レースのスタートラインにようやく立てた程度の評価にしかなりません。
検索エンジンがビジネスでレースを主催している以上、当然と言えばそれまでですが、近年、特に大規模なレースでは、PPC競技に出場しなければ(広告主にならなければ)、実質的にSEO競技への参加資格は、主催者から与えられていないような状況に見えます。
更にPPCの選手(広告主)は、主催者(検索エンジン)への広告費の支払い額が大きいと(例えばアメリカなら毎月10万ドル以上)、SEO競技でも優遇措置を受けていると考えておく方が賢明です。
また直接・間接的にも、大企業に有利に働くようなルールも次々と制定されており、資本主義的なレースの様相を呈していると言えます。